“へきりゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
日置流50.0%
碧流33.3%
壁龍16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あッ」と三人はそれを聞くとほとんど同時に叫びを上げたが、それは驚くのがもっともである。掛け声、矢走り、弦返つるがえり、それが寸分の隙さえなく日置流へきりゅう射法の神髄にピタリとまっているからである。
日置流系図 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
だが、この鮮麗な大河の風色ふうしょく熾烈しれつな日光の中では決して不調和ではない。私は南国の大きい水禽みずどりのように碧流へきりゅうを遡るのだ。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
彼は地方官として遠いところへうつされた。時の人びとは彼を称して壁龍へきりゅうといった。