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旅稼
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たびかせ
ふりがな文庫
“
旅稼
(
たびかせ
)” の例文
両替屋出入りの客などをお
花客
(
とくい
)
にして、大きな
商賈
(
しょうこ
)
となっているうえ、渡り職人や、
旅稼
(
たびかせ
)
ぎの女芸人にいたるまで、
他国者
(
よそもの
)
が入市するには、ぜひとも
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
旅稼
(
たびかせ
)
ぎから帰って来た青柳は、放浪者のように
窶
(
やつ
)
れて、すってんてんになってお雪のところへ転げこんで来るのであったが、お雪は切れた切れたと言いながら、やはり男の帰って来るのを待っていた。
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
旅合羽
(
たびがっぱ
)
に
手甲
(
てっこう
)
脚絆
(
きゃはん
)
、きびきびとした
素草鞋
(
すわらじ
)
、どこか、抜目のない様子、
旅稼
(
たびかせ
)
ぎの遊び人かとも見える。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
旅
常用漢字
小3
部首:⽅
10画
稼
常用漢字
中学
部首:⽲
15画
“旅”で始まる語句
旅
旅籠
旅籠屋
旅人
旅宿
旅行
旅館
旅商人
旅立
旅舎