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たびかせ
ふりがな文庫
“たびかせ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
旅稼
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旅稼
(逆引き)
両替屋出入りの客などをお
花客
(
とくい
)
にして、大きな
商賈
(
しょうこ
)
となっているうえ、渡り職人や、
旅稼
(
たびかせ
)
ぎの女芸人にいたるまで、
他国者
(
よそもの
)
が入市するには、ぜひとも
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
旅稼
(
たびかせ
)
ぎから帰って来た青柳は、放浪者のように
窶
(
やつ
)
れて、すってんてんになってお雪のところへ転げこんで来るのであったが、お雪は切れた切れたと言いながら、やはり男の帰って来るのを待っていた。
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
旅合羽
(
たびがっぱ
)
に
手甲
(
てっこう
)
脚絆
(
きゃはん
)
、きびきびとした
素草鞋
(
すわらじ
)
、どこか、抜目のない様子、
旅稼
(
たびかせ
)
ぎの遊び人かとも見える。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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