“旅愁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りょしゅう60.0%
りよしう20.0%
ノスタルジア20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
実際僕は久しぶりに、旅愁りょしゅうも何も忘れながら、陶然とうぜんさかずきを口にしていた。その内にふと気がつくと、たれか一人幕の陰から、時々こちらをのぞくものがある。
奇遇 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
自分は東京を出て以来、この派手はでなお茶屋の中で、始めて旅愁りよしうらしい、寂しい感情をあぢはつた。
京都日記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)