“りょしゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
虜囚57.1%
旅愁42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、その二人が、虜囚りょしゅうの身も忘れてたのしげに見えるなどは、護送使には我慢がならない。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
帝は、自身の虜囚りょしゅうの姿などを、人目にさらすのは、極度に嫌ッておいでだった。従来、探題の北条仲時や時益へも、じかにえつを与えられたことはない。すべて二人の伝奏でんそうに依っている。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もはや旅愁りょしゅうといった感じがこみあげて来るのでした。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)