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虜囚
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りょしゅう
ふりがな文庫
“
虜囚
(
りょしゅう
)” の例文
また、かく、
虜囚
(
りょしゅう
)
の日を送りながら、自刃もせずに、首斬らるるのを待っておられるにや? ……と訊ねましたところが
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
法を出して民を安んじ、夏侯楙は
檻車
(
かんしゃ
)
のうちに
虜囚
(
りょしゅう
)
としておき、また諸大将を一閣に寄せて、その戦功を彰した。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかし、その二人が、
虜囚
(
りょしゅう
)
の身も忘れて
愉
(
たの
)
しげに見えるなどは、護送使には我慢がならない。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
帝は、自身の
虜囚
(
りょしゅう
)
の姿などを、人目にさらすのは、極度に嫌ッておいでだった。従来、探題の北条仲時や時益へも、じかに
謁
(
えつ
)
を与えられたことはない。すべて二人の
伝奏
(
でんそう
)
に依っている。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
虜
常用漢字
中学
部首:⾌
13画
囚
常用漢字
中学
部首:⼞
5画
“虜”で始まる語句
虜
虜将
虜兵
虜掠
虜獲
虜首