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方途
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ほうと
ふりがな文庫
“
方途
(
ほうと
)” の例文
清洲
御立
(
おたち
)
の後、風説頻りと行われおり候、御帰国の
方途
(
ほうと
)
わけて御細心に、路上の変異くれぐれおん
備被遊
(
そなえあそばさる
)
べく候
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
宇治は
欝々
(
うつうつ
)
とうなだれて
方途
(
ほうと
)
もなく無茶苦茶に歩いた。道は再び密林に入った。
日の果て
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
ミチも、そんな世界へ行こうとは考えて居なかったが、勇の、若い猛獣の不機嫌さを思わせる、兇暴な
荒
(
すさ
)
み方は
堪
(
た
)
えられず、彼の
打擲
(
ちょうちゃく
)
に唇を噛みしめながらも、金を得る
方途
(
ほうと
)
を考え続けた。
刺青
(新字新仮名)
/
富田常雄
(著)
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
途
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
“方”で始まる語句
方
方々
方法
方向
方角
方丈
方面
方便
方寸
方嚮