“新安”の読み方と例文
読み方割合
しんあん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唐の天宝(てんぽう)十三年、春三月、かれらは新安(しんあん)から江を渡って丹陽(たんよう)郡にむかい、下査浦(かさほ)というところに着いた。故郷の宣城を去る四十里(六丁一里)の浦である。
年三十に近くして、愚庵(ぐあん)の及(きゅう)和尚に径山(けいざん)に従って禅学を習う。暇(いとま)あれば内外の典籍を披閲(ひえつ)して以(もっ)て才識に資す。因って河南(かなん)の二程先生(にていせんせい)の遺書と新安(しんあん)の晦庵朱先生(かいあんしゅせんせい)の語録を観(み)る。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)