トップ
>
斉彬
>
なりあきら
ふりがな文庫
“
斉彬
(
なりあきら
)” の例文
旧字:
齊彬
この頃亡くなられた君侯は薩州から養子に来た人で、薩州では有名な
斉彬
(
なりあきら
)
公が西洋通で、この縁からも、新知識が我が藩に注入されていた。
鳴雪自叙伝
(新字新仮名)
/
内藤鳴雪
(著)
松平楽翁にあらずして、山崎
闇斎
(
あんさい
)
にあり。島津
斉彬
(
なりあきら
)
にあらずして、吉田松陰にあり。彼らはその力量に比較して、
動
(
やや
)
もすれば大なる出来事の張本人たり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
斉彬
(
なりあきら
)
は、この父の子であった。だが、幼少から重豪に育てられて、洋学好みの上に、開国論者であった。そして、自然の情として、父斉興とは、親しみが
淡
(
うす
)
かった。
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
七月三日に松平
薩摩守
(
さつまのかみ
)
斉彬
(
なりあきら
)
家来
戸塚静海
(
とつかせいかい
)
、松平肥前守
斉正
(
なりまさ
)
家来
伊東玄朴
(
いとうげんぼく
)
、松平三河守
慶倫
(
よしとも
)
家来
遠田澄庵
(
とおだちょうあん
)
、松平駿河守
勝道
(
かつつね
)
家来青木
春岱
(
しゅんたい
)
に奥医師を命じ、二百俵三人扶持を給した。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
斉
常用漢字
中学
部首:⽂
8画
彬
漢検準1級
部首:⼺
11画
“斉”で始まる語句
斉
斉眉
斉昭
斉泰
斉明
斉広
斉王
斉隆
斉田
斉斉哈爾