“文状”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もんじょう50.0%
ふじょう25.0%
ふみ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その中に、丼の底に、巻紙の文状もんじょうと一緒に揺れているのは、耳一つと毛髪かみのけとがくっついたたしかにそれは——人間の片頬であった。
「はい。……おそれ多いことにござりますが、この文状ふじょうばかりは、じかに、お渡しせいと、申しつかって参りましたので」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「いえ、お文状ふみでございます——禅閤様へ」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)