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数行
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すうこう
ふりがな文庫
“
数行
(
すうこう
)” の例文
旧字:
數行
酒
数行
(
すうこう
)
、
主客
(
しゅかく
)
ともに興
酣
(
たけなわ
)
となり、談論に花が咲き、元気とか
勝気
(
かちき
)
とかいさましい議論の風発せるあいだに、わが輩は退席せんとして玄関に出た。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
抽斎は初め
数行
(
すうこう
)
を読んで、
直
(
ただ
)
ちにこの書信が徳の自力によって成ったものでないことを知った。文章の背面に父允成の気質が歴々として見えていたからである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
押しいただいて、それを二つに割って、口へ入れるまでの間に、
数行
(
すうこう
)
の涙が、かれの頬をぬらしていた。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
灯
(
ともしび
)
闇
(
くろ
)
うしては、
数行
(
すうこう
)
虞氏
(
ぐし
)
が涙、夜深うしては、
四面楚歌
(
しめんそか
)
の声
現代語訳 平家物語:10 第十巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
孔明は趙雲の
掌
(
て
)
を
額
(
ひたい
)
にいただいてさらに落涙
数行
(
すうこう
)
した。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
数
常用漢字
小2
部首:⽁
13画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“数行”で始まる語句
数行虞氏
数行過雁月三更