敬々うや/\)” の例文
見ても何某と稱るゝ御殿醫先生ならんと思へば一同うやまひまづ此方へと上座じやうざせうすに元益更に辭する色なくいと鷹揚おうやう挨拶あいさつして打ち通りつゝ座に附ば今日は管伴ばんたう忠兵衞が不在なるに依り帳場ちやうばにゐる主人長左衞門は立出て敬々うや/\しく挨拶あいさつなしおちや
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)