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揚戸
ふりがな文庫
“揚戸”の読み方と例文
読み方
割合
あげど
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あげど
(逆引き)
土間の右から数えて五番目の踏板から下に降りて、そこの土の窪みだけを踏み、
揚戸
(
あげど
)
を開きにゆくといった具合に……。
白蟻
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
その声を聞いて、彼はふいに目をさまし、「寝所」の外にはい出し、金網の少し開いた所をまたていねいにしめ、それから
揚戸
(
あげど
)
を開いて、おりてきたのであった。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
「まだ町住いの事は御存じないのだから、失礼ながらわたしたち夫婦でお
指図
(
さしず
)
をいたして上げます」といったのである。夫婦は朝表口の
揚戸
(
あげど
)
を上げてくれる。晩にまた卸してくれる。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
揚戸(あげど)の例文をもっと
(5作品)
見る
揚
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
“揚”で始まる語句
揚
揚句
揚屋
揚子江
揚足
揚羽
揚々
揚物
揚場
揚幕
“揚戸”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
作者不詳
小栗虫太郎
与謝野晶子
森鴎外