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捉
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づかま
ふりがな文庫
“
捉
(
づかま
)” の例文
東屋氏は上機嫌で船縁に屈み込むと、子供のように水と舷側の接触線を覗き込んでいたが、不意に立上って私をふん
捉
(
づかま
)
えた。
死の快走船
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
「又来てやがる! 行かねえか、
騙
(
かた
)
り
奴
(
め
)
! 愚図々々してるとふん
捉
(
づかま
)
えて、つき出してやるぞ!」
掠奪せられたる男
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
「あの時から調べ掛つて、山の宿の喜三郎が、馬鹿の宇八を使つてやつた
細工
(
さいく
)
と知り、二三日前から後をつけて、今日も此邊をウロウロして居るのを、フン
捉
(
づかま
)
へただけのことさ」
銭形平次捕物控:301 宝掘りの夜
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
捉
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“捉”を含む語句
引捉
取捉
捕捉
把捉
択捉
生捉
蛇捉
捉績
電捉
盲捉戯
擇捉島
捕捉滅尽
捕捉殲滅
一捉
捉出
拘捉
利腕捉
不捉