“づかま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
60.0%
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あの時から調べ掛つて、山の宿の喜三郎が、馬鹿の宇八を使つてやつた細工さいくと知り、二三日前から後をつけて、今日も此邊をウロウロして居るのを、フンづかまへただけのことさ」
「それでね、出来るものならふんづかまえて畜生撲殺なぐりころしてやろうと思って、こう胸ッくそが悪くッて、じっとしていられねえんで、まったくでさ、ふらふらして歩行あるいたんで。」
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「それはね猶太人と狗だと見ると、ふんづかまへるなり、直ぐ叩き殺してもいゝんですとさ。」