“持米”の読み方と例文
読み方割合
もちまい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前の月大阪市で米騒動が持上る少し前、それに気づいた市内のある米屋は、持米もちまいの大部分を檀那寺だんなでらに担ぎ込んで、その保管かたを頼んだものだ。
貴方あなたさまが、一決心なされました、お持米もちまいとやらを、あずまにおまわしになりませば、大したことになるであろう——と、いうようなことを、しきりに仰有おっしゃってござりました
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
「何と? 持米もちまいを東に廻す!」
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)