“扶持切米”の読み方と例文
読み方割合
ふちきりまい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
扶持切米ふちきりまい召し放され、渡川限わたりかわかぎり西へ流罪るざい仰せ付けられる。袴刀はかまかたなのままにてまかり越して好いと云うのが一つ。実子あるものは実子を兵卒に召し抱え、二人扶持切米四石を下し置かれると云うのが二つ。
堺事件 (新字新仮名) / 森鴎外(著)