持参金じさんきん)” の例文
旧字:持參金
持参金じさんきんはたっぷり持って来たか、持って来なかったか、嫁の父親は満足しているのか、それとも結納が少なくて怒ってやしないのか、などと訊きただした。
この男たちに近づくと、どんなものでもいのちがあぶない。もしこのふたりの大男をやっつけて、殺してくれれば、王さまのひとりむすめをつまにあげるし、国の半分はんぶん持参金じさんきんとしてあげよう。
すなわち徳川家が七十万石の新封しんぽうを得てわずかにそのまつりを存したるの日は勝氏が断然だんぜん処決しょけつすべきの時機じきなりしに、しかるにその決断ここに出でず、あたかも主家を解散かいさんしたるその功を持参金じさんきんにして