拔取ぬきとら)” の例文
新字:抜取
働らき前書にあらはし置たる通り後藤半四郎の道連みちづれとなり三島宿の長崎屋と云ふ旅籠屋はたごやに於て半四郎が胴卷どうまきの金子を盜取ぬすみとらんとして引捕へられ片々の小鬢こびんの毛を拔取ぬきとられ眞黒に入墨いれずみ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)