“担出”の読み方と例文
読み方割合
かつぎだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その人は箕作の親類で、私は兼て知て居るから、呉の処に行てどうか暫(しばら)く此処(ここ)に立退場(たちのきば)を頼むと相談も調(ととの)い、愈よ青山の方と思うて荷物は一切拵(こしら)えて名札を付けて担出(かつぎだ)す計(ばか)りにして
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
「解らない人だ。そんな訳で親を担出(かつぎだ)したんじゃ無し、——奉公人は親位に思っていなくて、使われると思うのかい。……然し、そんな事はどうでもいい。まあ、今日は一つ綾さんに喜んで貰(もら)おう」
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)