トップ
>
抜裏
>
ぬけうら
ふりがな文庫
“
抜裏
(
ぬけうら
)” の例文
旧字:
拔裏
彼は
抜裏
(
ぬけうら
)
と間違えて袋の口へ
這入
(
はい
)
り込んだ結果、好んで行き悩みの状態に
悶
(
もだ
)
えているのでは無かろうかと、自分で自分の判断を危ぶみ出した。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
たしかに承わりました。柳営の
内証向
(
ないしょうむ
)
きには、ふとした
抜裏
(
ぬけうら
)
がござって、当節、権勢の
流行神
(
はやりがみ
)
の
方
(
かた
)
へ、段々と手入れを
無惨やな
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
抜裏
(
ぬけうら
)
もあれば露路もあるってわけで、その辺のところは、心得たものですから、安心していらしてください
雲の小径
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
抜
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
裏
常用漢字
小6
部首:⾐
13画
“抜”で始まる語句
抜
抜刀
抜擢
抜身
抜足
抜萃
抜目
抜出
抜衣紋
抜手