“折半”の読み方と例文
読み方割合
せっぱん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
随って費用は折半せっぱんということになった。しかしこれ丈けの苦心も察しの好過ぎる同僚にかゝっては敵わない。
女婿 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「君は構わなくってもこっちは大いに構うんだよ。その上旅費は奇麗に折半せっぱんされるんだから、きょくだ」
二百十日 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
部屋代は一夜五十円で、それを相手方と折半せっぱんで負担する。
猟奇の果 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)