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投身
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みなげ
ふりがな文庫
“
投身
(
みなげ
)” の例文
小文吾
(
こぶんご
)
が牛の闘を見に行きました時の
伴
(
とも
)
をしました
磯九郎
(
いそくろう
)
という男だの、角太郎が妻の
雛衣
(
ひなきぬ
)
の
投身
(
みなげ
)
せんとしたのを助けたる
氷六
(
ひょうろく
)
だの、
棄児
(
すてご
)
をした現八の父の
糠助
(
ぬかすけ
)
だの
馬琴の小説とその当時の実社会
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「といって、
投身
(
みなげ
)
したんでもありませんよ。心臓を深く刺されて殺されているんですから」
見えざる人
(新字新仮名)
/
ギルバート・キース・チェスタートン
(著)
若い社員は
投身
(
みなげ
)
をするにも、同じ事なら東京の
水溜
(
みづだま
)
りでしたいやうな口ぶりで言つた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
こんな山奥に逃込むとは驚いた女もあるものかな、もしや男と共に谷間へ
投身
(
みなげ
)
でもしたのではあるまいか、どこかそこらの森林で首でも
縊
(
くく
)
って死んだのではあるまいかと思うと、余り
好
(
い
)
い気持はせぬ。
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
おや!
投身
(
みなげ
)
かな?
早耳三次捕物聞書:04 海へ帰る女
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
▼ もっと見る
恰
(
まる
)
で借りた物を返すといつた風だ。得て
投身
(
みなげ
)
でもする人は、借りた金を返さないやうな
輩
(
てあひ
)
に多いが、履物だけは自分の持合せでありながら借物ででもあるやうにきちんと取揃へてゐる。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
投
常用漢字
小3
部首:⼿
7画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
“投身”で始まる語句
投身者
投身自殺