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手跡
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て
ふりがな文庫
“
手跡
(
て
)” の例文
「矢張り親分の仰しやつた通り、百兩出せと言つて手紙が來ましたよ、少し
手跡
(
て
)
が違ふやうでしたが相變らず鼻紙へ書いた
拙
(
まづ
)
い字で」
銭形平次捕物控:043 和蘭カルタ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
誘いだした手紙。これが大師流のいい
手跡
(
て
)
でとても中間陸尺に書ける字じゃない。この手紙のぬしは誰だろうというんで、藤波は
躍気
(
やっき
)
になってそいつを捜してる模様です
顎十郎捕物帳:21 かごやの客
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「やはり親分のおっしゃった通り、百両出せと言って手紙が来ましたよ、少し
手跡
(
て
)
が違うようでしたが相変らず鼻紙へ書いた
拙
(
まず
)
い字で」
銭形平次捕物控:043 和蘭カルタ
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
女なら
鋏
(
はさみ
)
で切るところだが、こんな亂暴なことをするのは、半紙を大事にしない人間——若いお
店者
(
たなもの
)
のしたことだらう、
手跡
(
て
)
も上手では無い、白梅屋敷の主人の金兵衞や、あの姪とか名乘つた
銭形平次捕物控:284 白梅の精
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
跡
常用漢字
中学
部首:⾜
13画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭