“所願”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょがん66.7%
しよぐわん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『渡がか? ……』と考えて——『平太、おまえに、その所願しょがんはないのか。他人ひとよりは、おまえに』
「——所願しょがんなある。しばし南大門の前で、車をめい」
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
若童うまれさせ給由承候たまひしよしうけたまはりさふらふ。目出たく覺へさふらふまことに今日は八日やうかにてさふらふも、かれいひこれいひ所願しよぐわんしほ(潮)の指す如く、春の野に華の開けるが如し。然れば、いそぎいそぎをつけたてまつる。