所願しょがん)” の例文
『渡がか? ……』と考えて——『平太、おまえに、その所願しょがんはないのか。他人ひとよりは、おまえに』
「——所願しょがんなある。しばし南大門の前で、車をめい」
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)