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房枝
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ふさえ
ふりがな文庫
“
房枝
(
ふさえ
)” の例文
その店の主人というのは、もう四十をとっくに越したらしい女で、恒川
房枝
(
ふさえ
)
——女文字で、そんな標札がかかっていた。
銀座幽霊
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
房枝
(
ふさえ
)
は、三等船室の
丸窓
(
まるまど
)
に、顔をおしあてて、左へ左へと走りさる大波のうねりを、ぼんやりと、ながめていた。
爆薬の花籠
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
チャーミングさんは、森川夫人の妹の
房枝
(
ふさえ
)
さんが、外務参事官のお父さんと
巴里
(
パリー
)
に住んでいたころの愛人だった。
キャラコさん:02 雪の山小屋
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
現在でも私は
高円寺
(
こうえんじ
)
五丁目に住んで居りますが、其の頃も場所こそ違え同じ高円寺一丁目の家賃十六円の粗末な貸家を借りて、妻の
房枝
(
ふさえ
)
と二歳になる
守
(
まもる
)
と共々に文筆業を営んで居たのであります。
陳情書
(新字新仮名)
/
西尾正
(著)
「
房枝
(
ふさえ
)
さん」
錯覚の拷問室
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
▼ もっと見る
話はかわって、その後の
房枝
(
ふさえ
)
はどうなったであろうか。
爆薬の花籠
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
房
常用漢字
中学
部首:⼾
8画
枝
常用漢字
小5
部首:⽊
8画
“房”で始まる語句
房
房々
房州
房楊枝
房総
房髪
房子
房奴
房花
房川