“戸鎖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とざし66.7%
とじま33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
料理店の、あの亭主は、心やさしいもので、起居たちいにいたはりつ、慰めつ、で、此も注意はしたらしいが、深更しんこうしかも夏の戸鎖とざし浅ければ、伊達巻だてまき跣足はだしで忍んで出るすきは多かつた。
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
料理店の、あの亭主は、心やさしいもので、起居たちいにいたわりつ、慰めつ、で、これも注意はしたらしいが、深更のしかも夏の戸鎖とざし浅ければ、伊達巻だてまき跣足はだしで忍んで出るすきは多かった。
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
お袖今帰つたよ、表の戸鎖とじまりをしておくれ。
小むすめ (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)