“戯号(ぎごう)” の例文
彩牋堂主人とは有名な何某(なにがし)株式会社取締役の一人何某君の戯号(ぎごう)である。本名はいささか憚(はばかり)あればここには妓輩(ぎはい)の口吻(こうふん)に擬(ぎ)してヨウさんといって置こう。
雨瀟瀟 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
日本語を善(よ)くする事邦人に異らず、蘇山人(そさんじん)と戯号(ぎごう)して俳句を吟じ小説をつづりては常にわれらを後(しりえ)に瞠若(どうじゃく)たらしめた才人である。故山(こざん)に還(かえ)る時一句を残して曰く