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戌刻頃
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いつゝごろ
ふりがな文庫
“
戌刻頃
(
いつゝごろ
)” の例文
甚兵衞聞出しければ彼が
留守
(
るす
)
へ忍び入て物せんと茲に
惡心
(
あくしん
)
を生じ
旦暮
(
あけくれ
)
道庵
(
だうあん
)
が
宅
(
たく
)
の樣子を
窺
(
うかゞ
)
ひ
或夜
(
あるよ
)
戌刻頃
(
いつゝごろ
)
來
(
きた
)
りて見れば表は
錠前
(
ぢやうまへ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ず
出行
(
いでゆき
)
たり元より足も達者にて一日に四十里づつ
歩行
(
あるく
)
珍
(
めづら
)
しき若者なれば程なく松の尾と
云
(
いふ
)
宿迄
(
しゆくまで
)
來懸
(
きかゝ
)
りしに最早
疾
(
とく
)
日は暮て
戌刻頃
(
いつゝごろ
)
とも思ひしゆゑ夜道を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
戌
漢検1級
部首:⼽
6画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
頃
常用漢字
中学
部首:⾴
11画
“戌刻”で始まる語句
戌刻
戌刻半
戌刻過
戌刻前