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懸持
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かけもち
ふりがな文庫
“
懸持
(
かけもち
)” の例文
そういう時勢であったから椿岳は二軒
懸持
(
かけもち
)
の旦那で
頤
(
あご
)
を
撫
(
な
)
でていたが、淡島屋の妻たるおくみは男
勝
(
まさ
)
りの
利
(
き
)
かぬ気であったから椿岳の放縦気随に
慊
(
あきた
)
らないで自然段々と
疎々
(
うとうと
)
しくなり
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
こういう訳で、未熟な私は双方の学校を
懸持
(
かけもち
)
しようなどという
慾張根性
(
よくばりこんじょう
)
は
更
(
さら
)
になかったにかかわらず、関係者に要らざる手数をかけた後、とうとう高等師範の方へ行く事になりました。
私の個人主義
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
“懸”で始まる語句
懸
懸念
懸想
懸隔
懸崖
懸合
懸命
懸引
懸物
懸値