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憑
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ヨ
ふりがな文庫
“
憑
(
ヨ
)” の例文
音声一途に
憑
(
ヨ
)
る外ない不文の発想が、どう言ふ
訣
(
わけ
)
で、当座に消滅しないで、永く保存せられ、文学意識を分化するに到つたのであらう。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
或は神が其木に
憑
(
ヨ
)
ることを好まれた木や、神の
御贄
(
ミニヘ
)
に常住供へた植物を遠慮する心持ちが、反対に神が其植物に躓かれたからの憎みを、氏人としては永劫に表現する責任があるのだ
信太妻の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
古墓の祖先の霊で、
憑
(
ヨ
)
るからのより神であらう。
雪の島:熊本利平氏に寄す
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
憑
漢検1級
部首:⼼
16画
“憑”を含む語句
憑依
神憑
狐憑
取憑
憑拠
信憑
憑着
憑入
憑司
憑物
乗憑
憑付
天狗憑
信憑性
憑神
憑移
憑頼
憑體
憑殺
憑魔
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