“憑頼”の読み方と例文
読み方割合
ひょうらい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生芋の欠片かけらさえ芋屋の小母おばさんが無代では見向きもしない時は、人間よりはまだ気の知れないばけものの方に幾分か憑頼ひょうらいがある、姑獲女うぶめを知らずや、嬰児あかんぼを抱かされても力餅が慾しいのだし
遺稿:02 遺稿 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)