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愧入
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はじい
ふりがな文庫
“
愧入
(
はじい
)” の例文
長「
私
(
わし
)
は決して云わんよ、云やア自ら
恥辱
(
はじ
)
を流布するんだから云いませんが、あゝ……誠に
愧入
(
はじい
)
った、此の通り汗が出ます、面目次第もない、
何卒
(
どうぞ
)
堪忍して下さい」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
血
(
ち
)
激し、
気
(
き
)
塞
(
ふさ
)
がり、
愧入
(
はじい
)
るが如く、うつ向いていたと思われたが、そのうちに一声、うーむと
呻
(
うめ
)
くと、馬の上からまろび落ちて遂に、そのまま、息絶えてしまった。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
今もいう通り何分
不如意
(
ふにょい
)
じゃに依って御当家へ願うたのも、然ういう柔弱な身体じゃから、
商人
(
あきんど
)
に仕ようと思うた私の
心尽
(
こゝろづくし
)
も水の泡となり、それのみならず誠に
愧入
(
はじい
)
ったのは此の八十両の
金子
(
かね
)
じゃ
闇夜の梅
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
愧
漢検1級
部首:⼼
13画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“愧”で始まる語句
愧
愧死
愧赧
愧怍
愧感
愧樹
愧耻
愧麗