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愧死
ふりがな文庫
“愧死”の読み方と例文
読み方
割合
きし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きし
(逆引き)
とかく俳人などという形式のみ
殊勝
(
しゅしょう
)
ぶり、心にもない隠遁生活を
装
(
よそお
)
うたりするものが多いが、それは芭蕉のこの一句に
愧死
(
きし
)
すべきである。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
愧死
(
きし
)
せねばならなくなる。——と、わしが云うとると伝えて、未亡人だけは安全な場所へ連れて行ってくれい。済まんが、君、行ってくれんか
日本名婦伝:谷干城夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
殊に今日まで
褪色
(
たいしょく
)
もしないでいる紺青
臙脂
(
えんじ
)
の美は比類がない。アニリン剤の青竹や洋紅に毒された世界近代の画人は此の前に
愧死
(
きし
)
するに値する。
美の日本的源泉
(新字新仮名)
/
高村光太郎
(著)
愧死(きし)の例文をもっと
(13作品)
見る
“愧死”の意味
《名詞》
恥ずかしく思い死ぬこと。
死ぬほど恥ずかしく思うこと。
(出典:Wiktionary)
愧
漢検1級
部首:⼼
13画
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
“愧”で始まる語句
愧
愧入
愧赧
愧怍
愧感
愧樹
愧耻
愧麗
“愧死”のふりがなが多い著者
野村あらえびす
杉山萠円
高浜虚子
正岡容
吉川英治
高村光太郎
菊池寛
夏目漱石
夢野久作
坂口安吾