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惣体
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そうたい
ふりがな文庫
“
惣体
(
そうたい
)” の例文
旧字:
惣體
數「うん岩越、ひょろ/\歩くと危いぞ池へ
落
(
おっ
)
こちるといかん、あゝ妙だ、
家根
(
やね
)
は
惣体
(
そうたい
)
葺屋
(
ふきや
)
だな、とんと
在体
(
ざいてい
)
の
光景
(
ありさま
)
だの」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
惣体
(
そうたい
)
が茶色がかって既に多少の時代を帯びている上に、古風なかんじん
撚
(
より
)
で丁寧な結び目がしてあった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
けれども
惣体
(
そうたい
)
がいかにも落ちついて、
滑
(
すべ
)
るように楽しんで僕の前を流れて行きました。僕は静かにその影を見送って、
御祖父
(
おじい
)
さんの若い時分の話というのを思い出しました。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それからこれも安之助と共同して失敗した仕事であるが、叔母の云いつけで、障子を張らせられたときには、水道でざぶざぶ
枠
(
わく
)
を洗ったため、やっぱり乾いた後で、
惣体
(
そうたい
)
に
歪
(
ゆがみ
)
ができて非常に困難した。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
惣
漢検準1級
部首:⼼
12画
体
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“惣”で始まる語句
惣菜
惣領
惣
惣身
惣髪
惣門
惣助
惣嫁
惣太
惣左