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悲傷
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かなしみ
ふりがな文庫
“
悲傷
(
かなしみ
)” の例文
楽しい過去の
追憶
(
おもひで
)
は今の
悲傷
(
かなしみ
)
を二重にして感じさせる。『あゝ、あゝ、
奈何
(
どう
)
して俺は
斯様
(
こんな
)
に
猜疑深
(
うたがひぶか
)
くなつたらう。』
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
暗く
寂
(
さみ
)
しい四辻の角のところへ出ると、頻に遠くの方で犬の
吠
(
ほえ
)
る声が聞える。其時はもう自分で自分を
制
(
おさ
)
へることが出来なかつた。堪へ難い
悲傷
(
かなしみ
)
の涙は一時に流れて来た。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“悲傷”の意味
《名詞》
悲 傷(ひしょう)
痛ましい出来事に遭って心から悲しむこと。
(出典:Wiktionary)
悲
常用漢字
小3
部首:⼼
12画
傷
常用漢字
小6
部首:⼈
13画
“悲”で始まる語句
悲
悲哀
悲惨
悲鳴
悲愴
悲痛
悲歎
悲愁
悲壮
悲嘆