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悪鬼羅刹
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あっきらせつ
ふりがな文庫
“
悪鬼羅刹
(
あっきらせつ
)” の例文
旧字:
惡鬼羅刹
敵たる門徒の人々が憎み
罵
(
ののし
)
るとおり、まさしく彼の行為は、
夜叉
(
やしゃ
)
魔王
(
まおう
)
そのものであり、その姿は
悪鬼羅刹
(
あっきらせつ
)
というもおろかなほどだった。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
八万法蔵
(
はちまんほうぞう
)
十二部経中
(
じゅうにぶきょうちゅう
)
の
悪鬼羅刹
(
あっきらせつ
)
の名前ばかり、矢つぎ早に浴びせたのじゃ。が、船は見る見る遠ざかってしまう。あの女はやはり泣き伏したままじゃ。
俊寛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
それも他に王様があっての女王でなく、たくさんの他の地獄の
悪鬼羅刹
(
あっきらせつ
)
を自ら統率しておる女王の感じである。
別府温泉
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
その同勢三四十人の
形
(
なり
)
の
凄
(
すさ
)
まじさと申したら、
悪鬼羅刹
(
あっきらせつ
)
とはこのことでございませうか、裸身の上に申訳ばかりの
胴丸
(
どうまる
)
、
臑当
(
すねあて
)
を着けた者は半数もありますことか
雪の宿り
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
その同勢三四十人の
形
(
なり
)
の
凄
(
すさ
)
まじさと申したら、
悪鬼羅刹
(
あっきらせつ
)
とはこのことでございましょうか、裸身の上に申訳ばかりの
胴丸
(
どうまる
)
、
臑当
(
すねあて
)
を着けた者は半数もありますことか
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
▼ もっと見る
「良人が
悪鬼羅刹
(
あっきらせつ
)
と見えても」
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
鬼
常用漢字
中学
部首:⿁
10画
羅
常用漢字
中学
部首:⽹
19画
刹
常用漢字
中学
部首:⼑
8画
“悪鬼”で始まる語句
悪鬼
悪鬼貝
悪鬼怨霊
悪鬼入其身