“怪魚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいぎょ75.0%
けぎよ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正吉とキンちゃんとは、おそるおそる池のそばへ近よって、怪魚かいぎょのごきげんをとりむすぶのであった。キンちゃんの持って来た食べ物は、怪魚たちをよろこばせた。
三十年後の世界 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ザブーン! と西浦にしうらの岩になにか当った。パッと散ったのは波光はこうである。百千の夜光珠やこうじゅとみえた飛沫しぶきである。だが、そこに、怪魚かいぎょのごとき影がおどっていた。舟だ、人だ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おもわのゑまひ、——怪魚けぎよの聲。
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
『父は怪魚けぎよむ海の底。』
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)