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怜
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いとし
ふりがな文庫
“
怜
(
いとし
)” の例文
かく
怜
(
いとし
)
まれつつも宮が初一念は動かんともせで、
難有
(
ありがた
)
き人の
情
(
なさけ
)
に
負
(
そむ
)
きて、ここに
嫁
(
とつ
)
ぎし罪をさへ歎きて止まざりしに、思はぬ子まで成せし
過
(
あやまち
)
は
如何
(
いか
)
にすべきと、
躬
(
みづか
)
らその
容
(
ゆる
)
し難きを
慙
(
は
)
ぢて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
今は
美
(
うつくし
)
き
俥
(
くるま
)
の主ならず、路傍の酔客ならず
名宣合
(
なのりあ
)
へるかれとこれとの思は
如何
(
いかに
)
。間貫一が鴫沢の家に在りし日は、彼の兄の如く友として善かりし人、彼の身の如く契りて
怜
(
いとし
)
かりし人にあらずや。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
考へて見りや、丹子も
可愛
(
かはい
)
し、あの阿母さんも
怜
(
いとし
)
いし。
吁
(
ああ
)
、吁!
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
怜
漢検準1級
部首:⼼
8画
“怜”を含む語句
怜悧
怜悧相
不怜
怜俐
怜悧者
悧怜
𪫧怜
百怜千悧
狡猾怜悧
最怜
怜羊
怜礼登毛
怜悧想
怜悧小僧
怜利
小怜悧
可怜小汀
可怜国
可怜
傍国可怜国也
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