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怜俐
ふりがな文庫
“怜俐”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
りこう
50.0%
れいり
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りこう
(逆引き)
「本当に
笑談
(
じょうだん
)
じゃない」と云った小林はひょいと眼を上げて津田の顔を見た。津田はふと気がついた。しかし相手に何か考えがあるんだなと悟った彼は、あまりに
怜俐
(
りこう
)
過ぎた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
私
(
わたし
)
の判断を云いましょうか。延子さんはああいう
怜俐
(
りこう
)
な
方
(
かた
)
だから、もうきっと感づいているに
違
(
ちがい
)
ないと思うのよ。何、みんな判るはずもないし、またみんな判っちゃこっちが困るんです。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
怜俐(りこう)の例文をもっと
(1作品)
見る
れいり
(逆引き)
その点で彼女が腹の中でいかに彼に対する責任を感じているかは、
怜俐
(
れいり
)
な津田の
見逃
(
みのが
)
すところでなかった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
怜俐
(
れいり
)
な性分に似合わず夫人対お延の関係は津田によく
呑
(
の
)
み込めていなかった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
怜俐(れいり)の例文をもっと
(1作品)
見る
怜
漢検準1級
部首:⼼
8画
俐
漢検1級
部首:⼈
9画
“怜”で始まる語句
怜悧
怜
怜悧者
怜悧相
怜利
怜羊
怜悧想
怜悧小僧
怜礼登毛