“れいり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
怜悧98.2%
怜俐0.9%
伶俐0.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恐らく最も怜悧れいりな処置は、動力において、また「したごしらえ」において機械に拠り、仕上げにおいて手工に依ることにあるであろう。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
彼女はかなり怜悧れいりで、たといクリストフの真の独創の才を見分けることはできなかったにしろ、その稀有けう天稟てんぴんを感ずることができた。
その目には怜悧れいりな光を、その口には敏感な心のかすかな慄動りつどうを、そのほおには消ゆることなき情熱のこまやかな陰影を。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
右衛門は如何に聡明そうめい怜悧れいりな女でも、矢張り女だから、忌々いまいましくもあり、勘忍もしがたいから、定石どおり焼き立てたにちがい無い。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
世界の都を代表する顔で無く幾分田舎ゐなからしい顔で、目附は勿論一体の表情が何処どことなく真面目まじめ怜悧れいりとを示して居る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
怜俐れいりな性分に似合わず夫人対お延の関係は津田によくみ込めていなかった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ロメーンズいわく、馬は虎獅等の大きな啖肉獣ほど睿智えいちならず、食草獣のうち象大きい馬より伶俐れいりで象ほどならぬが驢も馬より鋭敏だ、しかしその他の食草獣(牛鹿羊)よりはやや馬が多智だ。