“不怜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
サブシ50.0%
サブシサ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、巻三(四三四)に、『風速かざはやの美保の浦廻うらみ白躑躅しらつつじ見れども不怜サブシ亡き人思へば』の第四句は、『或云、見者ミレバ悲霜カナシモ無き人思ふに』
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
秋萩を散り過ぎぬべみ手折り持ち見れども不怜サブシ君にしあらねば (巻十。二二九〇)
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
うつくしと念ふ吾妹をいめに見てきてさぐるに無きが不怜サブシサ (巻十二。二九一四)
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)