“サブシサ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
不怜33.3%
不怜也33.3%
佐夫之佐33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うつくしと念ふ吾妹をいめに見てきてさぐるに無きが不怜サブシサ (巻十二。二九一四)
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
さざれ浪浮きて流るる泊瀬河よるべき磯の無きが不怜也サブシサ (巻十三。三二二六)
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
『遠き山せきも越え来ぬ今更に逢ふべきよしの無きが佐夫之佐サブシサ』といふ歌があつて、結句にサブシサの語があるが、この結句は、『一云。佐必之佐サビシサ』とあるから
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)