不怜サブシ)” の例文
また、巻三(四三四)に、『風速かざはやの美保の浦廻うらみ白躑躅しらつつじ見れども不怜サブシ亡き人思へば』の第四句は、『或云、見者ミレバ悲霜カナシモ無き人思ふに』
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
秋萩を散り過ぎぬべみ手折り持ち見れども不怜サブシ君にしあらねば (巻十。二二九〇)
『さびし』の伝統 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)