トップ
>
応答
>
うけごたえ
ふりがな文庫
“
応答
(
うけごたえ
)” の例文
旧字:
應答
ただ、私の話すことに
応答
(
うけごたえ
)
するばかりであった。が、そのうちふと、あまり人通りのない暗いところに来ついた時、伊藤はひょいと立ち止って
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
「私があの人に何を言うもんですか」お島は顔をしかめて
煩
(
うるさ
)
そうに
応答
(
うけごたえ
)
をしていたが、出る先へ立って、
細
(
こまか
)
い話をして聞かす気にもなれなかった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
小野田は顔を
顰
(
しか
)
めながら、仕事道具の
饅頭
(
まんじゅう
)
を枕に寝そべって、気の長そうな
応答
(
うけごたえ
)
をしていた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
おとらのそう言っている
挨拶
(
あいさつ
)
を茶の間で茶をいれながら、お島は聞いていたが、お島のことと云うと、誰に向ってもひり出すように言いたい実母も、ただ簡単な
応答
(
うけごたえ
)
をしているだけであった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
“応答”の意味
《名詞》
応答(おうとう)
質問や呼びかけに対して答えること。返事。返答。回答。
(生物学など)刺激に対する反応。
(工学など)入力に対する出力の変化。
(音楽)主題の提示に対する他の声部からの主題の模倣。
(出典:Wiktionary)
“応答”の解説
応答(おうとう、en: response)とは、問いや話しかけ、呼びかけに対し、応えること。
(出典:Wikipedia)
応
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
答
常用漢字
小2
部首:⽵
12画
“応”で始まる語句
応
応挙
応対
応酬
応仁
応援
応接間
応揚
応諾
応接室