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徳人
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とくじん
ふりがな文庫
“
徳人
(
とくじん
)” の例文
「えゝ。やかまし屋ですけれど、斯ういう具合に間の抜けたところがありますから、決して憎まれません。
徳人
(
とくじん
)
ですよ」
ガラマサどん
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
年
(
とし
)
をとってからは、ますますものぐさになって、
倒
(
たお
)
れている
火
(
ひ
)
ばしを
直
(
なお
)
すのもめんどうがったのであります。けれど、おじいさんは
徳人
(
とくじん
)
とみえて、みんなから
愛
(
あい
)
されていました。
ものぐさじじいの来世
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「うむ、拙者の身の上も……いろいろに変るので。どうやらこのごろでは、この土地に居つきたい
心地
(
ここち
)
もする、当家の御主人があまりに
徳人
(
とくじん
)
で、父に会うたように慕わしくも思われるから。しかし、そのうち立たねばなりませぬ」
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
徳
常用漢字
小4
部首:⼻
14画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“徳”で始まる語句
徳利
徳
徳本
徳川
徳川家康
徳義
徳行
徳川家
徳義上
徳一