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とくじん
ふりがな文庫
“とくじん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
徳人
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徳人
(逆引き)
「えゝ。やかまし屋ですけれど、斯ういう具合に間の抜けたところがありますから、決して憎まれません。
徳人
(
とくじん
)
ですよ」
ガラマサどん
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
年
(
とし
)
をとってからは、ますますものぐさになって、
倒
(
たお
)
れている
火
(
ひ
)
ばしを
直
(
なお
)
すのもめんどうがったのであります。けれど、おじいさんは
徳人
(
とくじん
)
とみえて、みんなから
愛
(
あい
)
されていました。
ものぐさじじいの来世
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「うむ、拙者の身の上も……いろいろに変るので。どうやらこのごろでは、この土地に居つきたい
心地
(
ここち
)
もする、当家の御主人があまりに
徳人
(
とくじん
)
で、父に会うたように慕わしくも思われるから。しかし、そのうち立たねばなりませぬ」
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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(3作品)
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