“微祿:びろく” の例文
“微祿:びろく”を含む作品の著者(上位)作品数
野村胡堂1
長谷川時雨1
“微祿:びろく”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.0%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「尤も御内儀はあの通りのきりやうで、その上世に珍らしい智慧者でございます。お里は微祿びろくでして、今は見る蔭もない暮しをして居るといふことですが、昔はなか/\に富み榮え、島五六郎樣と許嫁いひなづけの間柄だつたとも噂されて居ります」
お糸さんは母の末の妹で、御維新の時生れて間がなかつたから、微祿びろくした舊幕臣の娘に育つて、おまけに私の母方はゝかたの祖父は、私の書いた「舊聞日本橋きうぶんにほんばし」の中に、木魚もくぎよの顏と題したほど、チンチクリンのお出額でこなのだが、そつくりそのまま似て生れてしまつてゐる果敢はかない女性ひとだつた。
日本橋あたり (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)