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復辟
ふりがな文庫
“復辟”の読み方と例文
読み方
割合
ふくへき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふくへき
(逆引き)
もちろん追放された
復辟
(
ふくへき
)
派の一人で、長い立派な髯に、黄色い大きな禿頭をした男だったが、その口からは、艇長死体の消失をさらに紛糾させ
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
併し、モナコに於て、
零落
(
れいらく
)
したフランス貴族の
復辟
(
ふくへき
)
の夢も破れてしまったのです。イスタンブールで恋人はその身を
果敢
(
はか
)
なんで、死んでしまったのです。
バルザックの寝巻姿
(新字新仮名)
/
吉行エイスケ
(著)
川島の名は
粛親王
(
しゅくしんのう
)
の姻親として
復辟
(
ふくへき
)
派の日本人の巨頭として
嵎
(
ぐう
)
を負うの虎の如くに今でも恐れられておる。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
復辟(ふくへき)の例文をもっと
(4作品)
見る
“復辟”の意味
《名詞》
復 辟(ふくへき)
退位した君主が、再び王位に就くこと。
政権を追われた王朝が、再び政権を握ること。
(出典:Wiktionary)
復
常用漢字
小5
部首:⼻
12画
辟
漢検1級
部首:⾟
13画
“復”で始まる語句
復
復讐
復習
復讎
復讐心
復活
復活祭
復興
復仇
復誦
“復辟”のふりがなが多い著者
吉行エイスケ
小栗虫太郎
内田魯庵
芥川竜之介